見やすい看板に必須なフォントサイズとは?
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キュービック熊本です^^
今回は看板のフォントサイズについてまとめてみたいと思います!
街を歩いておりますと、店先の看板や広告を目にする機会もきっと多いかなと思います。
ただ、そうした看板や広告へせっかく魅力的なメッセージを載せていましても、看板デザインで使用するフォントのサイズが小さすぎると読み取ってもらえません。
反対にフォントサイズが大きすぎると、デザイン全体のバランスを損ねてしまうこともあります。
看板制作においては、読み手の『視認性』を重視することは非常に重要なポイントとなります。
そうした視認性を考えた最適な看板のフォントサイズ。
看板を製作する際に、
『こんなに大きくていいのか?』
『もう少しコンパクトにしたほうが見栄えがいいのでは?』
と迷いがちですが、実際には通行人がどれくらいの距離から、どれくらいの時間をかけて文字を読むのかをイメージしてみると適切なサイズが見えてきます。
こうした視点で検討することで、見やすく効果的な看板デザインを実現できますので、ぜひ最後までご覧ください^^
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読みやすさを左右する『視認距離』と『フォントサイズ』の関係
一般的な目安:『1m離れるごとに1cmの文字高さ』
看板のフォントサイズを検討する際、よく知られている目安が
■1m離れて読むには1cm程度の文字高さが望ましい
というルールです。
たとえば、通りから2〜3mほどの近距離で見られることが多い店舗の看板なら、文字の高さは2〜3cmほどあると見やすいと言えます。
一方、車道沿いの大きな看板で、10m以上離れた場所から視認してほしいのであれば、文字の高さを10cm以上に調整しないと文字が小さく感じられる可能性があります。
この目安はあくまで一般的な指標ですが、
『店先にどれくらいの距離があるのか?』
『歩行者か、車で通行する人がメインターゲットか?』
などを考慮しながら、具体的に文字の大きさを検討していくと効果的です。
車での移動を想定するなら大きめ設定が鉄則
もし主要な来店客が車移動の場合、文字を読む時間はさらに短くなります。
走行中にちらりと看板を目にする状況では、できるだけ一目で認識できる大きさが好ましいです。
車道沿いの大きな看板では、文字の高さを20cm以上確保するケースもあります。遠くからでも一瞬で認識してもらうには、それ相応の大きさが必要というわけです。特に道路脇の走行スピードが速いエリアでは、その文字サイズをさらに大きくすることを検討してもよいでしょう。
フォントサイズ以外にも重要!読みやすい看板デザインのポイント
配色やコントラストのバランスが視認性を左右
いくらフォントサイズを大きくしても、背景とのコントラストが薄いと文字が埋もれてしまいます。
たとえば、薄いグレーの背景に白文字をのせると、近くに寄っても読みづらいケースが少なくありません。
はっきりした色の背景に白や黒など濃淡の差が大きい文字色を合わせることで、遠目からでも文字が浮き立ち、自然と目に入りやすくなります。
また、看板に複数の色を使用する場合も要注意です。彩度や明度が近い色同士を組み合わせると、フォントサイズの大きさに関わらず判読しにくくなります。シンプルに2~3色程度に抑え、文字と背景色のコントラストを最大限に活かした配色にすると、見やすさが格段に向上します。
読みやすい書体は『角のないゴシック系』が多い
フォントの形状も視認性に大きく影響します。
一般的に、『ゴシック体』や『サンセリフ体』は角のない丸みやシンプルなラインが特徴で、遠くから見ても読み取りやすい文字と言われています。
デザインのコンセプトをおしゃれに演出したい場合、手書き風や筆文字調のフォントを使うケースもありますが、視認性とのバランスを十分に考えましょう。文字の雰囲気やサイズ感がイメージに合っていても、肝心の内容が伝わらなければ本末転倒です。
看板で最も伝えたい部分には、見やすいゴシック系のフォントを採用し、サブタイトルや飾り程度にデザイン性の強い書体を取り入れると、読みやすさとデザイン性の両立が図れます。
通行人へのアピール力を高めるための工夫
情報は絞って、フォントサイズに余裕を持たせる
看板を見せたい欲張りな気持ちから、文字情報を詰め込みすぎると、どうしてもフォントサイズが小さくなりがちです。
結果として逸れた情報が目立ってしまい、メインメッセージが伝わりづらくなることもあります。特に、遠目から見る看板なら、文字数は厳選し、フォントサイズに余裕を持たせることが大切です。『大きくて短いメッセージ』のほうが記憶に残りやすいため、過剰な装飾や文章を避けて、文字の高さをしっかりと確保しましょう。
空白(ホワイトスペース)を活かすデザイン
看板デザインにおいては、文字やイラストを配置しない『空白』の部分が重要な役割を担います。
ホワイトスペースをあえて多めに取ることで、情報が整理され、メインの文字が強調される効果が生まれます。フォントサイズを大きくとるだけでなく、空白を上手に使いながら情報を引き立てると、洗練された印象を与えるうえ、視認性も抜群です。
看板の設置環境を見据えたフォントサイズの具体例
店舗前の歩行者向け:3〜5cm程度の文字の高さ
歩行者がじっくりと読むことを想定する店舗前の看板では、大きすぎず小さすぎない3~5cm程度のフォントサイズが目安です。
歩行者が2~5mの距離から看板を眺めることを想定すると、よほど急ぎ足で通らない限り文字をしっかり確認できます。ただし、通りの幅が広すぎる場合や、人通りが多い繁華街などで混雑が予想される場合は、文字高さをもう少し大きめにしてもよいでしょう。
ロードサイドや車での移動客向け:10〜20cm以上
ロードサイドのように車のスピードが早く、なおかつ視認距離が長めになる道路沿いでは、少なくとも10cm以上の文字の高さを確保するようにします。
車の速度や設置場所によっては、さらなる大きさが求められる場合も多く、20cm前後の高さにする例もしばしば見られます。特に国道沿いなど、車の流れが速い場所ではドライバーが看板を認識できる時間が極めて短いことから、思い切ってフォントサイズを大きくすることが鍵となります。
読ませたい文章のレイアウトとポイント
メインとサブのメリハリをつける
看板デザインで、メインで伝えたい文言と補足として伝えたい情報を全部同じフォントサイズにしてしまうと、どこが重要なのか一見してわかりづらくなります。たとえば、店名やキャッチフレーズは最もインパクトを与える部分ですから、文字の高さを大きく取り、サブ情報(住所や電話番号など)はやや小さめに設定し、レイアウトにメリハリをつけます。これにより、一瞬で店名やキャッチコピーを目に焼き付け、そのあとに補足情報を自然に読んでもらえる流れが作れます。
分かりやすさを優先して、行間や文字間にも配慮する
文字の大きさだけでなく、行間や文字間の空き具合も読みやすさに影響を与えます。行間が詰まりすぎると、一塊の文章として捉えにくくなり、判読性が下がります。適度な行間を設けることで、文字一つ一つが自然と目に入りやすくなり、看板を読む人のストレスを減らせます。また、文字間のスペースを少し広めに取ると、遠くからでも文章の流れが見やすく、デザイン上のバランスも整いやすいでしょう。
屋外看板なら耐候性や視覚に配慮した素材選びも重要
印刷方法や素材の違いが文字の見え方を左右
フォントサイズを決めたとしても、実際に看板に仕上げたときに文字がかすれて見えるようでは意味がありません。屋外看板の場合、雨や紫外線などの環境要因によって、文字が色あせやすかったり、剥がれやすかったりすることがあるので注意が必要です。UVインクジェット印刷や耐候性のあるラミネート加工、膜厚のしっかりしたカッティングシートなどを用いると、長期間にわたり文字が鮮明に保たれやすくなります。
アルミ複合板など平滑面は印刷の美しさが活きる
アルミ複合板は表面が平らで印刷適性が高く、文字の縁や細部まではっきりと見せやすい特長があります。フォントサイズを大きく設定していても、小さな装飾や特色をどう活かすかは素材表面の仕上げに左右される部分が少なくありません。
せっかく大きく綺麗に印刷しても、表面に凹凸があったり、質感と色味が合わなかったりすると文字が沈んで見える場合があるので、素材選びも視覚的な効果を考慮して慎重に行うことが大切です。
まとめ
視認性の良い看板デザインお任せください!
看板デザインにおいてフォントサイズを決定する際は、
『誰が、どのくらいの距離から、どのくらいの速さで看板を見るのか?』
をイメージするのがスタートラインとなります。
基本的な目安としては『視認距離1mにつき文字の高さ1cm』がよく使われ、道路沿いや車移動がメインのエリアではさらに大きめが推奨されます。
空白をうまく活かしたレイアウトや、文字色と背景色のコントラストをしっかり確保することで、より目を引きやすくなります。
また、フォント選びや行間、素材の特性など、フォントサイズ以外にも考慮すべきポイントは数多くあります。伝わらなければ意味がありませんので、看板に載せたい情報はできるだけ厳選し、大きな文字できちんと読ませることを心がけてください。メインとなるキャッチコピーや店名をはっきり際立たせたうえで、サブ情報をバランスよく配置すれば、遠くからでも十分にアピールが可能です。
最終的には、看板を立てる場所やターゲットの動線、求めるイメージに合わせて柔軟に調整することが大切です。看板がバッチリ目に留まり、あなたの想いやサービスの魅力が最大限に伝わるよう、視認性をしっかりと考えた看板デザインが重要となります。
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